独り一つひとつがとても尊い存在 掲示板2024年4月

4月の掲示板です。

天上天下

唯我独尊

人も我も草も木も虫も

天も大地も等しくして尊

花まつり

深呼吸

てんじょうてんげ とも てんじょうてんが とも読みます。

言うまでもなくお釈迦さま降誕のおりの言葉と伝えられています。

でもこと言葉は意味は取り違えられることも多いようです。

この世の中でわたし独りが尊い、と取るのは間違いです。

唯我独り尊いとは、独り一つひとつそれぞれがとても尊い存在、取りたいですね。

4月8日は釈尊降誕会。花まつりと言います。

また花まつりというと、桜まつりと取り違える人もいるようです。が、

花まつりはお釈迦さま降誕をお祝いするまつりを意味します。

降誕をお祝いすることは、

昨日と変わらなくても、

朝が来ると日々新たな命を頂戴するものとしても受け取れます。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。