たけふみたままつり

たけふみたままつりは、お盆、お精霊(ご先祖)の『送り火』行持です。毎年七月十五日に金剛院の境内にて行います。今年で三十年になりました。境内にはたくさんのろうそくが灯され幻想的な雰囲気になります。

武生独特の伝統行持

旧武生市内には、全国的に見ても特長のある独特の大きな盆灯籠があり、各家で七月十三〜十五日のお盆に飾られます。

昔は十五日精霊流し、河川に流しましたが、河川美化の為などで、金剛院みたままつりや各お寺で「送り火」「お焚き上げ」されます。

このように、ご先祖様を供養する伝統の習慣が受け継がれてきています。この盆灯籠は、手間をかけ伝統を護り作る人があり、それを買い求め飾り祀る人があります。

誰かに命じされることではなく、各家庭で受け継がれ、護られてきています。地域の美しい盆行持です。

令和三年たけふみたままつりの様子