「梅や桜は寒苦を経て花をつける」北陸自動車道 北鯖江PA 2022年3月掲示

梅や桜は寒苦を経て,花をつけます。だからこそ、
その花は 清くうつくしい。
今 つらい人も必ずや花咲きます。

禅では梅がよく珍重されます。寒苦を経て咲く梅花を、人の道、我が道と置き換え、学びます。

梅は寒さがあるからこそ美しく、人もまた苦労すればこそ心が磨かれる。苦難の中にある人有れば、どうか自暴自棄にならず一歩一歩踏み出していただきたいと思います。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。