とにかく変化が早く、特にコロナ禍で大変です。社会全般がそうですが、お寺も法要が成り立ちません。そんな中、嘆いていても始まらず、境内に立ってお寺全体を眺める時思うのです。
金剛院っていいんですね。長い歴史があり、少し広い境内が緑に包まれています。文化財には指定されなくても宝物が一杯です。地味ながら佛像菩薩像が境内本堂にあふれています。
時には喜びにあふれ、時には悲嘆涙を流しつつ刻み込んできた多くの方々の歩みの跡があります。現在も、お寺に集う方が少しおられます。
仏教は感動です。人生の応援歌です。ここに、お寺があり、仏教があります。コロナ禍で変化が大きいからこそ、ささやかながらでも、そんな宝物を伝え共有し歩んでゆきたい、そんな想いです。