美うものを美しいと思える心が美しい

延命十句観音経、

9句目10句目。

念念従心起

念念不離心

全ては心が作り出す。

全ては心を離れてはない。 

世の中に美しいというものがある訳ではない。 

同じものを見ても、美しくないと思う人もいる。 

美しいと思う心が美しいもの作り出す。 

悪人がいる訳ではない。 

悪もまた然り。

私の心が悪人を作り出している。 

世の中は心を離れては一つもないと。 

心の底に向かって念々に誓っていこう。 

美うものを美しいと思える心が美しい。 

木陰に咲く花に心惹かれ。  

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。