先祖を亡き人を慈しむ

明け方まで雨。 

悲心観音尊前、ここがみたままつりのお焚き上げ会場。

雨が洗い清めているようです。その中消防車のサイレンが。

何処かわからないながら、大丈夫だろうか?心配が募ります。

7月15日お盆の送り火行事。

たけふ・みたままつり,立て看板も道路ぎわに立ち、

大丈夫地蔵さんも微笑み見護られ。

33回目となるとスタッフも70代半ばの若人ばかり。

でも和気藹々、冗談が飛び交うチームワークの良さ。

昨日の雨の中、誰も準備に見えないかと思いきや、

いつも間にか雨を避けながら、下準備の声。

大勢で幟旗のセッテングなど。

旧武生市街の各家に伝わる独特の美しい大きな盆灯籠。

河川浄化の為、川での灯籠流しができなくなり、

お盆の象徴盆灯籠が無くなるのは一大事と。

それではお焚き上げしようと始まったみたままつり。

先祖を亡き人を慈しむお盆の行事を護らねば、との思い熱く。

悲心観音さまにも見護られ。 

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。