なにもかも みていてくださる 掲示板2023年2月

おはようございます。

今月の掲示板は、なにを書こうか?あれこれ迷いました。

というのは、先月は早めに書き上げようと、

ところが、時間の余裕があると、だめでした。ギリギリまで迷いぱなし。

時間が無ければ、エィヤで決めてしまうものを。

紙を前にして1、2枚書いてポイ。またポイ。

文言が何かしっくりこないと思ってしまうのです。

窮すれば通ず、窮せざれば通ぜず?ですね。

迷いの原因は時間なり。

 

なにもかも

みんな

承知で

みていてくださる

2月は、相田みつをさんが、観音様を前にされた思いの言葉を。

こういう心をいつも持ちたいものです。

にっちもさっちも行かなくなると、どうしても自分の中に固まってしまいます。

そんな時、そうだ観音さまが慈眼を持てみていてくださる。

そう思えるだけで、一歩立ち止まる余裕ができそうです。

その余裕が安心(あんじん)

良いですね。

 

悶々としていると、その原因を、つい外に向けてしまいます。

でも、観音さまが承知していてくださると思うと、

そうだ悶々は悶々でいいんだ。

悶々のままどこか心晴れ晴れ。

 

悲心さま、観音さまと声に出して称えると、悲心さま観音さまが実在化すると、観音経はいいます。

声に出して称えましょう。悲心さまのおん名を。

南無悲心さま。南無悲心さま。

この記事を書いた人

アバター画像

諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。