おはようございます。
県立歴史博物館。『越前の禅文化』大本山永平寺の文化財を中心として。
行って来ました。
山門や庫院などの伽藍を、
屋根裏の骨組みまで透かして見える化されたCG写真。
圧倒されました。
若き雲水の頃、1日と15日の羅漢拝。
初めて登った山門の印象が浮かび上がる。
細く急な階段、
大きな梁をくぐるようにして出た2階の羅漢堂。
幾分低めの天井。
硝子越しに居並ぶ五百羅漢の異様さと 不思議な親近感。
羅漢とは何か?なぜお拝なのか?
一切の説明もなく、ただお拝を繰り返す。
永平寺では何事にも説明が無かった。
戸惑う雲水にはかまわず。
説明は捕らわれを起こす。
ただ行じ続けると知らず行が身体から入る。
道元禅師の頂相『月見の像』
お釈迦さまや道元禅師。
よくこの世にお出まし願えた。
膨大な著述を遺し示してくださった。
代えがたくありがたく。
輪切りされた庫院CG。
雲水時代、覗いた事も無かった4階知庫寮倉庫。
禅と伽藍。
興味が尽きず。