月よみの 光を待ちて 帰りませ 山路は 栗の毬の 落つれば(掲示板2021年9月)

月よみの 光を待ちて 帰りませ
山路は 栗の毬の 落つれば

良寛

江戸時代後期の禅のお坊さん、良寛さまの最も代表的な歌の一つと言われます。

温かいですね。温かすぎます。その時の情景が浮かんできそうです。

夜の山路は暗く、間違って栗の毬でも踏みつけようなら難儀なことですよ。もう少しすると月がでます。それまでゆっくり語り合いましょう。

その温かさに心動かされ、掲示板にも幾度か書いてしまいました。

今回も、十月の方が似合っているかなと思いつつも、心重苦しい時節の中、早く良寛さまの温かさを、掲示板を見る方と共有したく、書いてしまいました。

この記事を書いた人

諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。