境内にも別世界

おはようございます。

境内点描。

アスファルトの駐車場から一歩境内に、

緑の中、空気が変わる。

草むしり。

見ると小さき健気な花。

更によく見ると蟻がいそいそ。

お寺のことはよく分かっているつもり。

でも、少し視線を移せば境内にも別世界が。

蟻もメダカも花も紅葉も苦行の釈迦も住職も

共にあるいとしき存在。

それぞれがそれぞれにして織りなす一つのお寺。

一つのこの地球。

10日は宇宙の地球の知恵、大般若会、開山忌。

さぁ一踏ん張り、掃き作務を。

今日は武生国際音楽祭ファイナルコンサート。

一期の演奏。

明日は菊酒の重陽の節句。

蟻は蟻で人は人で忙しい。 

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。