深く優しく

日々涅槃托鉢。

気温が上がり、

雪も随分消え少なく。 

紅梅はまさに盛んならんと。 

梅は寒苦を経て咲く。と。 

なぜなんだろう自分で苦労をしないと、

人の苦労が見えない。 

苦労とはなんだろう。 

苦労がありがたかったと思える時、

心は深く優しくなるのか。 

車では見過ごす、

一点一点自然の美しい妙に出会う。

歩く托鉢。  

飾り気のない普段の日々、

そんな人々の息吹。 

歩けば出会う。 

そこには涅槃もなくお釈迦さまもなく。 

また、一つ一つがお一人おひとりがお釈迦さま。

と感じつつ。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。