山門前に六地蔵尊

おはようございます。

山門前に安座される六地蔵尊。

今朝も尊前を通る人や車を見護られます。

みんな悲しんでいないかい、何かモヤモヤとしていないかい、

大きな心配はともかく、小さな心配に。 

心配などは皆、六地蔵さんに任せて預けてしまいましょう。

人が見ていようがいまいが、

手を合わせ深々と低頭して見ましょう。

頼まれると六地蔵さんは、ムクムクと力を発揮してくださるかな。

扁額は永平寺五十世玄透禅師染筆。

見えにくいですが、照心 と彫られています。

そこでこの山門は照心門と。

我が心を仏光明に照らして見れば、結構一人相撲していませんか?

今日も青空。さぁ深呼吸。

解脱の門をくぐって行こう。

一人相撲もまた楽しからずや。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。