おはようございます。
2月の掲示板。
我ときて
遊べや 親の
ない雀
一茶
春の海
ひねもす
のたり
のたりかな
蕪村
梅一輪
一輪ほどの
暖かさ
蘭雪
2月の定番の俳句。
一句一句味わいがあります。
一茶 雀が2月の季語とは。
慈悲心の真骨頂の歌かと思います。
野の雀を見て、親のことまで想いが馳せるのですね。
我も雀も区別差別が無く一如に。
蕪村
私にはよくわかりませんが、春の海とは、どんな景色なのでしょう。
春が余す所なく、海のように一面に広がっているというのかな。
それにしても、ひねもすの語、のたりの語ほのぼのと味わい深いですね。
蘭雪たった一輪の梅の中に大宇宙を見る、また、春への希望ですね。
17文字の世界に驚きます。
掲示板は、私の毎月の宿題。
来月はどんな文句が舞っているのだろうか。
常に頭の中に想いが巡ります。