おはようございます。
昨晩は、孫と一緒に武生花火観賞。
ちょうど山門のすぐ前が、隠れたスポットです。
流石に低い花火は見えませんが。
17年も前に植えられた、苦行像後ろの
沙羅の木、葉が茶色に。慌てて水やりをはじめたのですが、
間に合わなかったかな?
なんとか命をつないでと願うばかりです。
紫陽花も茶色く気の毒なようです。
こうして、枯れゆく草木を見ていると、
絵師若冲が書き残した
無惨にも枯れ朽ち果てる草木を描いた屏風絵を思います。
煌びやかな孔雀絵と、枯れ草絵と、
若冲さんの中では同一なのでしょうか?
道元さんは、
花は愛著に散り、草は棄嫌におうるのみ。
花は愛おしまれつつ散り、
草は嫌がれても生える。
花と草と、その命になんの違いあらんや。
と言われているようです。
それでも、お天道様、もう少し何とかしてくださらんものならんや。