心が形を作り、形が心を支える。 掲示板2023年8月

おはようございます。

水の子・みそ萩

なす牛

きゅうり馬

百味を供えて

盆まいり

暑いというのは止めよう、と思っています。

言葉にするだけでも暑さが増すようです。

心だけでも、爽やかに振る舞いたい。

でもつい暑い暑いと。どうにもなりませんね。

お盆、それぞれの地域で異なるでしょうが、それぞれのお供えを用意する。

それをお墓や霊檀にお飾りする。

そして、お参りし読経する。

正月には正月の形があるように、それぞれの時にそれぞれの形があります。

お盆にはお盆の形があります。

それを習い、覚えていくことは、面倒なものです。

でも形が身につけば、形に任せて処してゆく。

こんな楽なことはありません。

お盆の形を新たに創造することは途方もない難儀なことでは?

心が形を作り、形が心を支える。

お盆勤め、お会いも出来なかった多くの精霊に読経を続けます。

摩訶不思議なる命を見つめつつ。

形の意味は分からなくていいのです。

続けてゆくうちに、自ずと心に染み入ります。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。