ご開山像

おはようございます。 

大般若会・開山玉翁忌 

今回はご開山像の紹介。 

制作年月不明。

やや小ぶりの木靴、

まだ蒔絵などの金箔。 

み手。 

坐禅をされた法界定印、

その手の表情は神々しいばかり。 

お袈裟。 

落ち着いた細かい加飾。杖。

巡錫の供をされる  

水引き、柱巻きなどの荘厳。 

明治43年武生町とあり。 

115年間、四代引き継ぎ大切にされてきた。 

角の多少のやつれはあるものの。 

金糸は年を経ても色褪せはないものなのか?

返っていい風合いに。  

随喜衆、参詣衆、

多くの方々共に礼拝させていただきました。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。