大般若会・開山忌

おはようございます。

久々秋の朝の爽やか、気配。

期日の決まった毎年の法要。

恒期(ごうき)法要。

毎年9月10日は大般若会・開山忌。

日中暑さ厳しく、

午後の随喜寺院さん衣被着は、あまりにも申し訳なく、

せめての冷房なき暑さ対策で今年初めて時間変更、

午前10時打ち出しと。

先日夜半、

蝋燭灯りの中、

心経の会のメンバーさん、

暗闇鼓鉢の音の中、

普段奉安の開山堂から本堂ご本尊まで開山像迎真。

法要当日まで顔前覆。

大般若経六百巻は本堂中段から下ろされる。

大般若の尊き祈り。

祈っても何も変わらないと不遜の方。

いや、

祈りは、休んでいる遺伝子のスイッチを入れ、

体も心も変わる、

祈りを忘れてはならないと、

遺伝子学者故村上和雄博士は力説。
 
600年近く前、

寺を開山された玉翁和尚の願い・祈り、

大般若600巻のいのりは如何様であっただろう。
 
9月10日、

何度も何度も五体投地お拝を繰り返し、

その祈りの中に身を置きたい。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。