世界に一つの献灯台

おはようございます。 

昨晩めぐみの夕立。

雨に洗われ草木スッキリ。  

7月盆、みたままつりに合わせ、荘厳進み。 

悲心さま尊前に、待ちに待った献灯台。 

開眼会に合わせ寄進された青銅製お賽銭箱。 

賽銭中味を狙う人おり、

献灯台にリニューアルを思いつき、 

器用な板金屋さん80才過ぎに依頼。 

こうしてああして、頼み多くも、 

待つこと半年以上、

その間入退院を繰り返すと。 

そんな体調不十分、

でも台座から屋根まで銅板叩き出し削り出し。 

私がやりますと、いわば執念の如く仕上げていただきました。 

世界に一つの献灯台と自負されん。 

鍛えられた職人技。

一刻一刻観音の手。 

風除けアクリルもつけられ。 

献灯台は変身した観音さま。 

道路前、六道案内お迎えの六地蔵さま、 日々通りがかりの方、 

紅布があるからと、

袈裟(前掛け)を新調寄進。 

南無地蔵願王尊。

六道尊の御名も、

ありったけの願い事をも地蔵尊胸に託さん。 

どうしてこんな良き縁が広がるのだろう。 

仏菩薩のお徳はかりがたし。  

人は弱く、

一寸した事で弱気になり落ち込む中、 

観音尊地蔵尊にを南無し続けん。 

朝念観世音 暮念観世音。

この記事を書いた人

アバター画像

諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。