道路を走ると、あちこちに
凌霄花ノウゼンカズラが大きな木を覆うが如く、咲き誇ります。
また、山際や各お宅の庭の緑や花が、目を楽しませてくれます。
そのみどりや花を見ていると、
我が物というものは一つもない事に思いが馳せます。
そこには、自他の区別なく、ましては、個という存在もなく、
更には、生も死も内在いていることを感じてしまいます。
また、鳥が空を飛ぶのではない、空が飛ぶのだ。と道元禅師が示される言葉、
野に咲く花を見て、よく分からないながらも、どこか道元禅師のお示しが、心に深く染み入る気がします。
木槿むくげの花も長い間咲き続けてくれます。
このむくげは、少し珍しい美しいむくげです。
私はよく知らないで、バッサリ切ってしまいましたが。今年は見事に復活してくれました。一安心。
また、たわわなる実は、
昨年、悲心さま開眼法要の折、記念植樹された姫沙羅です。
しっかり根付きました。
記念植樹を考え、提供された師の心、ここに実をつけています。
ありがたきかな。もったいなきかな。
今朝は爽やかでアァ気持ちいい。
木漏れ日の中、ソロソロ掃き作務の時間。