月よみの 光を待ちて 帰りませ
良寛
山路は 栗の毬の 落つれば
江戸時代後期の禅のお坊さん、良寛さまの最も代表的な歌の一つと言われます。
温かいですね。温かすぎます。その時の情景が浮かんできそうです。
夜の山路は暗く、間違って栗の毬でも踏みつけようなら難儀なことですよ。もう少しすると月がでます。それまでゆっくり語り合いましょう。
その温かさに心動かされ、掲示板にも幾度か書いてしまいました。
今回も、十月の方が似合っているかなと思いつつも、心重苦しい時節の中、早く良寛さまの温かさを、掲示板を見る方と共有したく、書いてしまいました。