悲しみのみえる人になりたい 掲示板2025年2月

はや二月です。 

もう咲かないのかと思っていた蝋梅。 

花は、おそらく渾身の力を出しているのでは。 

二月の掲示板。

毎月20枚を超す掲示板を書いています。 

すると書いている間に、

文句が変わってしまう時があります。 

今回は、10枚ほど書いて、気に入らず、書き直し。 

すると、いや最初のでいいかなと、 

いろいろ心は変化するものです。 

人の

悲しみが

みえる人に

なりたい。

表にはみえない

人の悲しみが

みえる人に

なりたい。

生老病死、四苦、苦しみ、悲しみ、 

人とは他の人そして自分。 

脚下照顧。

見つめてゆくと多くの悲しみ苦しみの上に今があることが見えてきます。 

悲しみを見ることが慈悲。 

悲しみを多くみた人が、

より深い慈しみを宿す。

悲しみのみえる人になりたい。

この記事を書いた人

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。