感謝にあふれた深い美しい心 掲示板2025年9月

9月、なんということでしょう? 

日に日に暑さますようです。 

流石に日中の外作務はきついなぁ。

9月の掲示板は敬老の日に寄せて。  

年を重ねたり、 

病が重くなると、体は弱ってく。 

でも、

心は、

死の直前まで

深化し

美しく、

なり続けると。

ホスピス緩和ケア専門看護師さんの言葉。 

多くの方の末期に立ち会い、見送ってきた。 

弱り自分では何もできなくなった患者さん。

その末期。

『自分の力で仕事をし自分の力で生きてきた。

と思っていた。 

でも病が進み、 何から何まで人の世話にならなければいけなくなった。 

ここにきてはじめて気がついた。 

支えられて生きている。 

今まで自分はなんと不遜な生き方をしてきたことか。』  

感謝にあふれた深い美しい心に目覚められた。  

どの人も人生最後の時まで心は深まるとの看護師さんの励まし祈り。  

本当に死の直前まで心を深められるだろうか? 

苦労や失敗が、 

何よりの心の糧だったと、

言えるようになれるだろうか

この記事を書いた人

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。