



寒の入りから節分までの托鉢は寒修行、寒托鉢。
立春からはねはんのすすめという涅槃托鉢。
主に涅槃団子の米托鉢。
今はほとんど浄財に。
もう40年近く涅槃托鉢を毎年40日余り、
三千軒から四千軒の玄関に立つ。
托鉢ならず会話が多くカウンセラーになったかと。
多い時は10俵六百キロのおみみ団子を作り、
撒いたり届けたりの一大行事。
コロナ以降おみみの団子の量は縮小。
今年は大雪で2月4日スタートの予定が
9日からそれも長靴でのスタートに。
なぜ托鉢するのだろう。
仏飯をいただく身だからか、
私が托鉢の中で育てれたからか。
理屈はわからない。
どうでもいい。
ただ今年も歩ける。