和紙漉き

北は大雪のニュースが流れますが、

越前は今冬初積雪。

10センチぐらいかな。 

それでも除雪機は働きます。 

 

和紙の里大滝。

高校時代勉学を共にした旧友に年賀に。 

50年にもわたりご夫婦で寡黙一途。 

手漉き和紙製造。

丁度、文化財修復用の特別な和紙を漉いていました。 

紙漉きよりも和紙原料の仕込みが大変と。 

すだれのような漉き具、拝見すると実に細かい細かい竹棒?が編まれ。 

聞くと、全て手編みで、

作る職人さん、今お一人と、 

一枚数十万にもなると。 

修復し修復し使用されていると。 

和紙漉きには今が一番いい季節、

吹抜の小屋に小さなストーブ一台、 

これでも暖かいんですよと。 

今年か来年か世界遺産になるそうと、人ごとのように。 

今年の和紙をもったいなくも拝請してきました。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。