常に祈って 掲示板2024年11月

こんにちは。

秋11月になりました。

柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺

子規秋の代表句です。

柿は好物です。

不作と言われる柿をいただけるのは勿体無い事。

 

人は自由にコントロールできない中に生きている

それに気づき自覚すると

日々楽になるのにな!

皆が自分中心の自由教信仰のような現代。

自由を求める妄想の渦中では、

何か大事なものが欠落しそう。

人は一人では生きられない。

多くの人や物のお陰で生かされている。

自分中心にコントロールしようと思うと角ばかりになる。

周りの人の悲しみや辛さに目を向け、

慈悲の心を養えるといいですね。

そんな事は分かっている。

分かっていてもやはり自由がいい。

自分に言い聞かせ、

言い聞かせ。

心の奥底向かって、

常に祈ってゆかねば。

底抜けの利他の人に出会うと心洗われ、

暖かい心に満たされます。  

この記事を書いた人

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。