本尊十一面千手観音

おはようございます。

何方の仏像か見当つかないかも!

先日味真野にある安泰寺(法人ではなく地域のお堂)堂の講の新年祈願に頼まれました。

地域の方々が護っておられます。

仏像は市文化財に指定されているようですが。

本尊十一面千手観音

特に脇仏 四天王像に目を見張り、

その尊前で祈願読経できる喜びと、

不思議な因縁に身を置きました。

私が住する金剛院は、一説によると

元安泰寺と号したと伝えられています。

両寺ともに、何らの古文書もなく確定はできませんが、

ご本尊などから、ここが元金剛院と密かに思っています。

以前に、地元の方から何か資料はないかと聞かれたことがあり、

地元にも安泰寺と金剛院について、

何らかの伝承があるやに思われます。

地元の人によると、

安泰寺は元、今の桜が有名ですが、

味真野小学校の所にあったそうです。

学校建設のため現在地に移設されたと。

室町時代いやそれ以前の文化に想い馳せます。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。