枯れ草の中に目をやると

おはようございます。

何か写真を撮ろうと枯れ草の中に目をやると、

普段は気づかない花などに魅惑されてしまいます。

画家の熊谷守一さん。高齢になってからは、

広いとは言えない自宅の庭に、朝から晩まで身を置いていたと。

一輪の花を、草を、一匹の蟻、猫などを見続けたと。

そしてあの全ての加飾を捨て、単純な線で描かれた。

今ふっと、草むらのに目を置いた時、

熊谷守一さんの境地に触れた想いが。

また画集を開いてみよう。

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。