本堂前の石灯籠

おはようございます。

ようやくの晴れに小鳥の囀りが軽やかです。

10月、大空を胸一杯吸い込みたい。

本堂前の石灯籠。山号から、慧日塔と名付けられています。

大正7年、105年経ました。

笏谷石は、柔らかいと言われますが、よく風雪に耐えています。 

今では、そこに有るのが当たり前のように、境内にひっそりと馴染んでいます。

30年も前でしょうか?

石灯籠の前には左右同じ位置に桧の立木。

台風の一夜、灯籠をかすめ桧倒壊。

その時に、枝がかすった石灯籠は組み直されています。

寄進された方の気持ち。彫刻された石工さんの巧みさ。

今受け継いでいるだろうか?

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諏訪 普現

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。