10月の掲示板です。
この体
鬼と佛の
相住める
気に入っているので何回も掲示板に登場しました。
ある死刑囚の絶句です。
刑場に臨む当日か前日ぐらいに詠んだものでしょう。
深くいい句を残してくれました。
人は変わるもの。変われるものなんですね。
どういう経緯か。おそらくは殺人でしょうが、
振り返ってみれば、あの時の心は鬼だった。
判決を受けて以来、刑執行に恐れる日々、
教誨師や刑務官などの話を聞き、
最後はお詫びと感謝の仏の心に。
人の善悪は分かりません。
振り返れば、我が心は?未だ鬼ばかり。
いや、修羅もいれば餓鬼も。