金剛院について

金剛院は仏様一杯のお寺です

いつの間にか住職私の趣味のお寺みたいになりました。仏足石に出会い、なんで足を拝むのかと感動して、作ってしまいました。ガンダーラ展で、苦行の釈迦像に感動、作りました。割れ廃棄寸前。ただで譲り受け、立ち直り不動尊に。境内の枯れた松から、何があっても大丈夫地蔵尊が。妻が知らず木が増えました。

お寺のシンボル、ケヤキの木

縁ある人も、なき人も、どんな形ででも仏に、お寺にふれてもらいたいとの欲張りな願いから。掲示板も。そんな仏様一杯のお寺です。

金剛院を参拝される方にとって、ケヤキ、杉、竹藪、自然と共に、仏様に守られながら、くつろげるような場所になったらいいなと思います。

見どころたっぷりの境内

金剛悲心観音さま、仏足石、苦行の釈迦、不動尊など、ここにある仏像ひとつひとつに物語があります。その紹介は追々…。ぜひ、見ていってください。

広々とした本堂

本堂に祀られている仏さま

交流の場としての観音堂

金剛院の朱印

金剛院の朱印。ひとことメッセージ付き。書き置きもしています。ご希望の方はお尋ねください。

1433年開山、金剛院の歴史

名称曹洞宗 慧日山(えにちざん)金剛院
本尊釈迦三尊
開山永享五年(1433)
玉翁正光禅師

初め安泰寺と号し、平出村にあったが、天正元年(1573)織田信長の進撃の際に消失。丹生郡八田村に移り、さらに同十一年、青木紀伊守重治の帰依により旧地に堂宇を再建。慶長十五年(1610)府中領主本多富正によって、青木氏居城跡の現在地に再興され、当院東側には、金剛院門前町が発達した。東西六五間、南北七四間の広大な寺域を有し土塁跡など住時の館の面影をとどめる。

曹洞宗(禅宗)について

金剛院は曹洞宗です。禅宗とも呼ばれています。曹洞宗は、お釈迦さまから達磨大師を経て、代々の祖師がたが受け継いでこられた仏法です。鎌倉時代に、道元禅師さまが初めてわが国に伝えて教えを開かれました。ついで四代目の瑩山禅師さまが一層盛んな宗門になさいました。

道元禅師が開創した福井の永平寺、瑩山禅師さまが開創した鶴見の総持寺の二つのお寺を大本山とし、両大本山と呼んでいます。

金剛院住職の紹介

諏訪 普現(すわ ふげん)

昭和24年10月1日 小田原にて生まれる。6才から武生の庵寺で育つ。昭和53年28才福井市霊泉寺住職。翌年、鯖江市長禅寺兼務住職。

昭和62年から平成元年にかけ、禅林寺、長禅寺同時期に本堂再建。平成2年より武生市金剛院、福井市禅林寺住職。同時に伝道掲示板書き始める。

平成30年、禅林寺に慈恩立ち直り観世音石像建立。 現在、福井刑務所教誨師。